「アンティーク&レンガの家作り」


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お知らせ

読者の皆様、ご無沙汰しております。
最近全く更新できず、毎日見にきて頂いている方々には大変失礼をしております。




アニメの仕事が追い込みに入っておりまして、申し訳ありませんが
4月いっぱい更新を控えようと思います。
4分もない作品ですが・・。
一人で絵を描いている状況ですのでなかなか思うように進みません。
Flashの特性を生かし、低予算でどこまでアニメーションを成立出来るのか。
目下、この難題に挑戦中です。
何か、家作りに共通したテーマのような・・(苦笑)
どうも、こういった事に固執する性格が毎回ドツボにはまるようです。


小屋の方は外壁の壁塗りに突入しました!
日曜日に撮影をし、始めて足場の防護ネットを外しました。
この時、やっと全貌が見えたのですが、感動しました!
窓を増やしたおかげで、非常に良いバランスになっています。
早く公開したいのですが、次回の「自休自足」発売までお待ちくださいませ。

小屋の方は順調に進んでおりますので、引き続き「自休自足」ブログをご愛読頂ければ
幸いです。


このように公私共に多忙が続いており、中途半端に書いても内容が薄くなると思いますので、思い切って休む事にしました。

それでは、またよろしくお願いします。




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温泉好きの戯れ言

私は人ごみが苦手。渋谷なんか絶対に行きたくない。
ゴールデンウィークや正月休みに、わざわざ渋滞に巻き込まれてまで外出する気にもなれないので、実家に帰るのも普通の土日が多い。
外食で並ぶのも無理。それなら多少不味くてもすいている店を選んだ方がまだまし。
子供達も自宅の食事を好むので、外食となるとブーイング。
結果的に我が家のレジャーは、スーパー銭湯や温泉が多くなってしまいます。

温泉付きなら、生涯のベスト3ぐらいつらつら出てくると思います。
私の場合は、河口湖でたまたま寄った立寄の温泉が最高でした。
ぬるい源泉が常に掛け流しで、いくらでも入っていられる。
帰りの運転中も体の芯からポカポカ暖かさが持続し、発汗がすごかった。
かつてないくらい体が軽いのを感じ、爽快になったのを思い出します。
「これぞ本物の温泉!」
あの感動を味わいたくて、何度もいろいろな温泉に浸かりましたが
あの名湯に匹敵するような温泉には出会えていません。

残念ながら名前が思い出せないです。

家作りの疲れを癒してくれる温泉・・・。
近くに無いものか・・・。

ところが意外なところにありました!

花王のバブです(笑)
いやいや、笑っちゃいけません。
昔からある商品ですが、これが意外に効くのです。
ここ数ヶ月愛用していますが、盲点でした。
当たり前すぎて無視していたんですね。

一個30円前後で元気になれます。
疲れが酷ければ2個、もしくは100円の濃厚炭酸湯!

他の温泉の素も沢山試しましたが、ダントツ1位ですね。
他社製品はお湯に色を付けただけのまがい物に思えてくるからすごい。
ロナウジーニョだって、試合の後は炭酸湯に浸かると言うじゃないですか。
「疲れがスーッと抜けていく」なんて宣伝しておりますが、誇大広告ではありませんね。

ただ、欠点もあります。
「疲れたから風呂入ってすぐ寝よう」って事が出来なくなります(笑)
爽快で目がさえてしまい、ついつい夜更かししてしまうんですね。
あれは良くない。

DIYをやっている方は、昼間に浸かるといいかもしれません。
栄養ドリンクより確実デスゾ!

まあ、そんな訳で我が家はスーパー銭湯にも行かなくなりました。
またレジャーが減ったけれど、お財布には優しいので良しとします。

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落書きの話

そう言えば、以前フランス旅行をした際、落書きについて書きました。
美しい田園風景に不似合いなヒップホップ系のカラフルな文字。
これががあちこちに描かれていて不快だったのを思い出します。

しかし、「落書き」をアーティストが描いたら、それは芸術になるのだろうか?

今回はアーティストの奈良美智さんの落書きについて。
ちょっと古い記事ですが、仕事が忙しく上手くまとめられずにほったらかしでした。
相変わらずの駄文で申し訳ないです。

以下記事の引用。

 大きなつり目の女の子をモチーフにした絵で世界的に知られる美術家、奈良美智さん(49)が米ニューヨーク市内の駅で落書きをしたとして逮捕されたことが分かった。しかし、単なるいたずらではなく、そこにはアーティストとしての「思い」があったようだ。
 奈良さんは2009年2月27日の午前3時すぎ、ユニオン・スクエア駅で落書きをしたとして駅近くの路上で逮捕され、2日間の拘置処分を受けたという。ただし拘置中の生活を回顧して「人生の中ですばらしい体験ができた」「映画のようだった」などと「前向き」なコメントを出した、と複数の米メディアが報じている。

残念ながら、世間の評価は批判的でした・・・。
「低能芸術家」「自己中心的」などなど、国内でも散々な書かれようです。
「中身の無い馬鹿な絵を描くだけの事はある」などの誹謗中傷・・。

どんな落書きだったのかは、すぐ消したとの事なので不明。

以前もイタリアで落書きした女子大生が大きなニュースになっていましたが、
失敗を犯した人間を徹底的に糾弾する社会って何だか恐ろしいですね。
マスコミやコメンテーターは正義感たっぷりにやっているんでしょうが、度が過ぎます。

そもそも、私は正義感や道徳を振りかざす人を信用しない。
もちろんこれらは大切だし、何者にも変えられないものです。
しかし、偽物が大手を振って、いつしか嘘くさい言葉になってしまった様に思う訳です。
時には商売に、時には政治家の偽りを隠す為の方便に・・。
言ってる本人が、最も正義や道徳に無縁な感じがしてしまう。

「正義」は人間の思考を停止させます。
そしてこれを悪用する人間は後を絶ちません。
残念な事ですが、いつしか安っぽい言葉に変化してしまったのかもしれません。

マスコミの言葉を鵜呑みにせず、我々は本物と偽物を見極める目を養わなければ、簡単に悪意ある人間達に利用されてしまうことでしょう。

学生の頃、「なんでこんなつまらん媒体をみんなありがたがるのか」と不思議に思っていましたが、当時の感性は正しかったかもしれません。
どう見たって、ネット上の博識ある方々の意見の方が分かりやすいし面白いですから。

話がそれましたね。
何が怖いって、上記の記事の後半、これが全ての印象を悪くしています。

”「人生の中ですばらしい体験が出来た」と「前向き」なコメントを出した。”

これでは、奈良さんが成功して調子に乗った人、
もしくは社会性の無い芸術家という印象になってしまう。
政治家の問題発言にも見られますが、コメントの一部を抜粋してまるで違った印象にしてしまうマスコミの悪意が見え隠れします。

少なくとも奈良さんは、そんな発言を例えパフォーマンスでもしない人物だと私は
思います。前後の文脈を意図的か、あるいは英語での会話の際の誤解によるものではないだろうかと思う次第です。

実際、彼のブログでも事実誤認を書かれています。


そもそもこれってニュースにするような重要な事なのでしょうか?
もちろん、落書きはダメですし、有名なアーティストがそれをやっちゃいけないのかもしれません。
しかし、発想というものは突然わき起こる事もある。
手元に紙が無ければ、どっか身近な場所に書いてしまう事もあるでしょう。
頭で、構成やテーマなりを考えて描くよりも、即興的に手を動かして出来上がる作品の
方が出来が良かったりするものです。

常識とルールを守り、他人に迷惑をかけない事が大人。
しかし、あれもダメ、これもダメ、では面白いものは生まれてこないと思います。
常識に照らし合わせ、他人の評価を気にしながら作った作品はつまらないものです。

ほとばしる熱い情熱を、子供の様な感性でキャンバスにぶつける事がアーティストの仕事。
奈良さんは、「発想の泉」を見事に掘り当てたアーティストの一人だと私は思います。
彼の作品は一見キャラクターのイラストに見えますが、注意深く観察すればその深さに
レベルの違いを感じることができると思います。

だから、彼に関しては落書きをしても良い事にします(笑)
街中好きなだけ描いてほしい。

おまけ

手元に、ストリートアートの洋書があったのでご紹介します。

こういうのをフランスでよく見かけました。
景観を見事に破壊しています。これはクドいし品がないので嫌ですね。
どうしても治安が悪い印象がしてしまいます。




これはかっこいい!
色合いも落ち着いているし、きちんと構成されています。
壁に描いてあるなんてもったいない。


そう来たか!
といった作品ですね。
ピクセルで表現されているところが、いいです。
踏まれて血が・・。演出が細かいです(笑)


この位控えめな色合いなら楽しいです。
絵描きにとって、汚れた壁は絶好のキャンバスなんです。
わざわざ、こういった下地を作るアーチストも多いです。
描きたくなる気持ちも分かります。



標識もいたずらされています(笑)
こういうセンス、好きです。



意味不明ですが、標識もこんな風だと可愛いものです。


まあ、落書きにも良いものはあるという事ですね。
広告にも言える事ですが、派手に目立てばそれでいいというものではないと思います。
ちょっとニヤリとするような、くすぐりが効いているものだったり、なるほどね〜
と感心するようなものがいいです。

















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天然素材クレイボード

 先日、打ち合わせの際「自休自足」の編集(す)さんが、「土の小屋作り」ワークショップに参加された話をしてくれました。
早速編集部ブログにアップしてあったのでご紹介。

これがなかなか優れものなのです。
商品はこちらからどうぞ。

特徴は粘土や砂、ココナッツファイバーを固めたボードです。
石膏ボードや合板同様、内装に使用します。
濡らせば曲がるので、曲面にも貼れる。切断も簡単。
更に砕いて水に混ぜれば、珪藻土などの塗り壁材としても使用出来る。
つまり、石膏ボードのような無駄が一切出ないのです!

タイの特定地域で採取された粘土にココナツヤシの繊維を混ぜ、型枠に入れて自然乾燥させた内装用下地ボード。天然素材のみでつくられたエコボードで、湿度調整・脱臭・防音・電磁波遮蔽・蓄熱性・防火性など安全で健康的な空間をつくる他、製造過程でエネルギーを使用しない、廃棄しても成分のすべてが土に帰るなど究極のエコ建材。”
と、ニュースでも紹介されています。

まあ、日本における耐久性、耐震性、クラックなどの問題が気になりますが、
ドイツで開発されたようなので、何となく信頼出来そう。

まだまだ、一般的ではないですけれど、ホームセンターなどで気軽に買えるように
なってほしい商品です。

厚みは24mm。16mmの商品も開発中とのこと。

もうちょっと早く知っていたら、小屋の内装に使ってみたかったです。




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Garden Party

さて突然ですが SM2というアパレルブランドをご存知でしょうか?
女性向けのナチュラルテイストなブランドなので、男性は知らないかもしれませんね。

そのカタログ(Garden Party)に私の作ったポストが載っているという事で、佐和子さんがもらってきてくれました。


以前もご紹介したcafe bagel chocoさん。
ハウススタジオ化しています。
小屋作りが忙しくて、しばらく行ってなかったけれど、やっぱり素敵な雰囲気。
ナチュラルテイストの服は、白系の建物ですと、よく映えます。
ポストが重たい色なので、モデルさんも同系色の服になっていますね。
全体的にきちんと絵作りをしてあるので、とても完成度の高いカタログに
仕上がっています。
キャラクターを扱う仕事なので、人形の衣装もよくデザインしますが、
この手のブランドは、とても良い刺激になります。

しかしながら今現在も、お姫様のドレスをデザインしているのですが、
「なんで男の俺が?」
といった気持ちにもなりますね。
ヒゲ面の男が人形に衣装を着せて、レースがどうのとかやっている姿は、とても
見せられません。(ここは強調しておきますが、その手の趣味はありませんので、
誤解なきようお願いします)
もう女性ばかりのショップも平気で入れるようになりました(汗)
サンプルまで買っちゃう。
「領収書ください」って、店員さんに言う時が精神のバランスを保てる瞬間ですね。


他のページはcimai(姉妹)というパン屋さん。(SM2のwebで見れます)
古いお店をリフォームしてお洒落なお店に変身させた強者です。
アンティークのドアや店内のインテリアも私好み。
壁塗りは「自休自足」で取り上げられていたので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
パンがまた美味しいので、食卓に出るとすぐ分かります。






ちょっと、宣伝です。
古い友人の渡邊浩幸君の個展です。
活躍しているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
実は美術予備校時代に一緒に石膏デッサンを描いていた仲。
信じられないような倍率の中、過酷な精神状態で夢を追いかけていた頃の戦友みたいな
存在です。この辺の話もそのうち書いてみたいですね。
彼は風貌も性格も全く変わらない(笑)
彼ほど一貫して自然体のまま生きている人も珍しいかもしれません。

茨城県つくば市のshingoster LIVINGというギャラリーカフェで3/8までやっていますので
お近くの方は是非行ってみてください。
こだわりの木工品が手に入ります。











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エンスーな人たち

 自休自足が3/3日に発売されました。
今回は屋根と木製窓の取り付けをご紹介しています。
御機会がありましたら、覗いてみてください。

撮影は編集のSさん、カメラマンのKさん、私たち夫婦の4人で行っていますが、
実はみんなクラシックカー乗り。
SさんはMini。Kさんは日産のダットサン。
我が家はワーゲンバスです。
まあ、どれも高級車でないところも共通していますし、ドキドキしながら乗っている
のも同様(笑)
それでも、愛車にうっとり・・なのです。
ちなみにタイトルにあるエンスーとはenthusiast(エンスージアスト)を縮めた和製英語です。
「マニア」「熱狂的な支持者」といった意味だそうです。

会社にもそんなビョーキにかかってしまった同僚がいます。
以前はマツダのMPVに乗っていたのですが、最近LAND ROVERに乗り換え。

まあ、それほど古い車ではないですが、燃費はリッター3kmだし、乗り心地も悪いとのこと。
故障もあるし、ディーラーも少ない。
いつ止まっちゃうかと考えると、軽い緊張感が常にあるそう(笑)
「なんでまたわざわざ不便な車にしたの?」
自分の事は置いといて、聞いてみた。
「前の車の方が、車内も広いし性能面でも文句は無かったけれど、運転していて
つまらなかった」と言う。
「MPVも、買った時は沢山のオプションを付けて、満足感でいっぱいだった。
でもやがて優等生的な日本車に飽きてしまった」
「ただの足としての利用価値しか感じられなくなり、愛着も無くなった」と言う。
幸い奥さんが車好きだったので、無事趣味車に乗り換えができた。
現在は故障などで痛い出費もあったけれど、とっても愛着が湧いて満足していると。

しかし、「運転していてつまらなかった」という言葉が気になったので、
もう少し突っ込んで聞いてみました。
「でも、基本はこのデザインに惚れた訳でしょ?
 もし性能は日本車で、外観はLAND ROVERだったら買う?」

「買わない」

う〜ん・・。ちょっと意外。
私的には、日本車の販売が落ち込んでいるのは、デザインとコンセプトのせいだろうと
思っていました。特に最近の若者の車離れが顕著で、メーカーは頭を抱えています。
これ以上出来ない程の努力をしているのに、不便さも含めての愛着感だと同僚は言う。

家に関して言えば、私もその考えは理解出来ますが、私みたいな半端なクラシックカー好きは
燃費と安全性も気になります。そしてどうしても維持費を考えてしまう。
だから、デザインが好みに合えば、新車の方が良い。

しかしながら、これまでたゆまぬ努力で優秀な技術を提供してきたメーカーの技術者が
聞いたらひっくり返りそうな意見です。
少しでも、楽に快適に運転出来るように、様々な工夫を施しているのが現在の日本車。
故障だって、外車に比べれば格段に少ない。
シートアレンジも多彩だし、インテリアも昔の味気なさから比べれば格段に良くなった
と思う。
メーカー側に言わせれば、「これ以上何を望むのですか?」という段階でしょう。
「不便さです」って・・(笑)
正確に言えば、その不便さが運転していて楽しいのだそうです。
でも、この意見には目から鱗だったのも事実。



実はワーゲンバスを初めて運転した時、私もこの感覚を味わったのを思い出しました。
ダイレクトに伝わるエンジンの鼓動。ギアチェンジも上手くやるのにコツがいります。
クラッチも踏みっぱなしはダメとか、ウィンカーはたまに自動で戻らないとか、
エンジンオイルはこまめにチェックしないといけないとか、いろいろ気を使います。
当然、「単なる移動の道具」として扱っていては事故や故障に繋がります。
でも、これが機械を動かすって事なんだなと五感でリアルに感じる事ができます。
だから機械と遊んでいるといった気分になる。
もしかしたら、これが愛着の理由かもしれません。


まあ、私も含めてこのような意見はごくごく少数なので、メーカー側からみたら無価値な意見
です(笑)

しかし、日産も昔はBe-1、PAO、FIGAROといった遊び心のあるパイクカーを
作っていました。
またやってくれないかな〜と期待する訳です。
















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